OptimusPad L-06C rootを奪取してsamba化する
先日、外部メディアが使えないOptimusPadの欠点から、PCとのデータ移行に
「Android Sync Manager WiFi」を入れて対処している旨を書いたが
いまひとつ、このアプリは使い勝手が良くない
USBケーブルで繋げば済む話ではあるが、そこはそれ、コノ手のアイテムで
ケーブル接続などヤボな話であって、何の為のWiFiぞ
と言うことで、Android端末をSambaサーバー化するすばらしいアプリ
「Samba filesharing server for Android」をインストールするべく
まずはroot化の作業を行うことにした
root化の作業は、以下のサイトを参考にさせていただいた
と、言うか大変詳しくまとめられていたのでそのままの方法でやってみた
参考サイト:「OptimusPad防備録」
ここで、Linux環境を触った事が無い方は、多少敷居が高いやもしれんが
私もたいした知識は持ち合わせてないので、メモがてら書いておく
root化に伴ってなんらかのLinux環境が必要なので、最初は
VirtualBoxにインストールしてあった、CentOS5.6でやってみたのだが
glibcのバージョンが古いとかで怒られる為、Ubuntu11.04を
VirtualBox上に新たにインストールして再度試みる
Ubuntu11.04のインストールについては詳しくは書かないが、別に特別な
事はないので、フツーにインストールし、アップデートまでを済ませておく
しかし、久しぶりにUbuntuを触ったが、とってもゴージャスでよくできてるなこれ
おおよそCentOSだと面倒な作業のほとんどが自動化されていて一般的には
なんの不自由もなさそうなほど進化しているのに驚いた
さて、root化の作業は参考サイトの通りに進むのだが
あえてハマりそうな部分を探すと、UbuntuでAPXモードのOptimusPadを
認識しない事があった
どうやらAPXモードに入るタイミングだかでうまく認識されないようだが
以下の手順を踏むことで私の環境ではハマりがなくなった
- WindowsにUSBケーブルでOptimusPadを接続する
- OptimusPadの音量ボタンを左右同時押ししながらリセットボタンを
押してAPXモードに入る - VirtualBoxマネージャーの該当メニューから「設定」に入り「USB」の
「デバイスフィルタ」に「NVIDIA Corp. APX」の項目を追加する
※そもそも3番の作業時に「NVIDIA Corp. APX」の項目名が
表示されていない場合はうまくAPXモードに入っていないか、別の問題 - VirtualBoxのUbuntu11.04を起動する
VirtualBoxのUbuntuの起動時にVirtualBoxのデバイスメニューから
「USBデバイス」の項目を確認すると「NVIDIA Corp. APX」の項目名にチェックが
ついた状態になっているはず・・
これで後は手順どおり
晴れて、root化が完了しました
すばらしい
後は「Samba filesharing」をインストールして
ワークグループの設定とユーザー、パスワードを設定するだけで
カンタンにWindowsからOptimusPad内のSDCARD領域へカンタンに
アクセスできました
ちなみに、root化作業の際にUbuntu上に保存したオリジナルのROMイメージは
Ubuntu上からこれもカンタンにWindows上の共有フォルダへアクセスできるので
ほどなくローカル環境へ移動させること
くれぐれも、仮想環境内にオリジナルのROMイメージを残したまま
VirtualBoxからUbuntuのイメージを消去せぬよう気をつけるべし
root化の情報ありがとうございます。
最初の./nvflashの後、
Nvflash started
rcm version 0X4
Command send failed (usb write failed)
で止まって、イメージの吸出しができません。何か必要なものがあるのでしょうか?
私もさほど詳しくないので具体的な原因はわかりませんが
root化以前のAndroidバージョンはいくつでしょうか?
このroot化の記事は、3.1へのアップグレード以前のもの
なので、もし、アップグレード済みでしたら
対応できない可能性があります(未確認)
3.1へのアップグレード後のroot化については
比較的簡単に行えるようですので、こちらでも挑戦してみて
記事にしてみたいと思います
もし、3.1へのアップグレードが済んでいないのでしたら
アップグレード後に別方法を試してみても良いかも
しれませんよ