GALAXY NEXUS SC-04D Android 4.2.2 セルスタンバイ対策

今更ながらGALAXY NEXUSをAndroid 4.2.2化してみたので、今回は
データ専用SIMならではのセルスタンバイ問題を解決してみることにする

実際にセルスタンバイによるバッテリーへの影響がどれほどなのかは
特に極端な減りを感じる事もないのだが、やはりアンテナピクトが表示
されないってのも気持ち悪いので、その辺を踏まえて対策に挑んでみた

ファクトリーイメージの焼き方同様にツールでと言うわけにはいかんので
コマンド処理が必須になるのは仕方なし

しかし、対策方法についてはこちらのサイトに既に紹介されているので
こちらの方法でトライしてみた、いつもながらありがたい事で感謝しつつ
使わせて頂きます

Android 4.2.1から以前のように面倒な定数書き換えを行う必要は無い
ようで、用意するものは詳細サイトで配布されている
「framework-res.apk」ファイルのみで

これを端末のsystemフォルダー内の適正な位置にコピーしてパーミッション
を設定するだけど簡単そう

adbコマンドが使える環境は、AndroidSDKをインストールしているか
私の場合はNexus Root Toolkitのインストール先フォルダにある「data」
フォルダに一式揃っているのでそこへパスを通して作業した
早速やってみたのだが・・
「adb remount」すると
「remount failed: Operation not permitted」が返ってくる

と言うか「adb root」すると
「adbd cannot run as root in production builds」って言われるな

これはファクトリーROMだからなのか？？
どちらにしても対策が面倒なので、先に該当ファイルはストレージ内に
コピーしておいて「adb shell」で入ってからやってみる事に

adb shell
su

rootになる際に端末側に許可を求める画面が出ているので
許可して（ root@android:/# ）になっていればヨロシイ

端末内での操作は以下のコマンドを順に入力するだけですが
各コマンドの意味が全くわからない場合は、トラブった際に対処出来なく
なる可能性があるのでご注意を・・

mount -o rw,remount /system
mkdir -p /system/vendor/overlay/framework
chmod 755 /system/vendor/overlay /system/vendor/overlay/framework
cp /sdcard/framework-res.apk /system/vendor/overlay/framework/
chmod 644 /system/vendor/overlay/framework/framework-res.apk
reboot

再起動後は、壁紙が消えて少しサッパリしたロック画面になるが
このまま再度rootになってから、最後のコマンドで該当ファイルの
パーミションを適性に戻すまでは、アプリが落ちまくってドツボにハマる
ので作業終了まで我慢する事

chmod 644 /data/resource-cache/vendor@overlay@framework@framework-res.apk@idmap
reboot

二度目の再起動後は、まずバッテリ表示横のアンテナピクトがめでたく
表示されていました

そして、標準で電話のあった位置にアンドロイド君（仮名？）が
立っていて、アプリ内から電話アプリが消えました

私の場合IIJmio 128コースなのでデータ通信のみと言う事もあり
電話アプリは不要ではありますが、電話アプリが無くなることで
どのような不具合に繋がるかはわかりません

ちなみに、050Plusを純正SIPで設定してみると、発着信共
問題なく使えることを確認しました

b-mobileなどの音声付きSIMではダメなのかも？
参考先サイトには、電話昨日を潰さない方法も掲載されていますので
該当する方はそちらを参照してください

いずれにしても今後のセルスタンバイ対策については、現段階で
まだ不鮮明な部分が見え隠れするようです