HDR-HC1のちょいアップグレード(ガンマイク編 その2)
続いて、ECZ-990純正ショックマウントホルダーSMH-4へアクティブシューを
移植します。世間にはアクティブシューインターフェースシューを汎用のコールド
シューへと変換するアダプタが 各種販売されていますが どうしてもかさ高く
なってしまう為今回のアプローチを試みました。
後半の作業は、SMH-4から汎用シューを取り外すところから行います。
SMH-4のラバーマウント部分から、シューのついている下のブラケットを
とりはずします。
ブラケットに、直接シューがネジ止めされていますので、プラスドライバーで
ネジをはずし、 固定ダイアルを逆にねじ込むか、力技でひっぱると
ブラケットと シューが分離します。
SMH-4のシューとブラケットが分離したら、先にはずしておいたアクティブ
インターフェースシューの金属プレートを固定しているネジを2本ともはずします。
このネジをはずすと、アクティブインターフェースシューはさらにバラバラに
分離しますので 慎重にはずします。
バラバラになっても、各パーツにはめ込む向きが設定されていますので
さほど問題ではありませんが・・・
ネジをはずしたら、金属プレートの幅の広い方(Mの刻印がありました)に
仮止め用の両面テープを貼っておくと作業がやりやすいと思います。
シューを取りはずしたSMH-4のブラケットには、小さな穴が5つ開いています。
真ん中はネジが通っていた穴ですが、この穴をアクティブインターフェース
シューの 金属プレート(両面テープを貼った方)のネジ穴と重なるように
位置を正確に合わせて乗せ仮固定します。
両面テープはこの仮固定の為に貼っておきましたが、テープが厚いと穴の
位置が わかりずらいので、その辺は臨機応変に対応します。
問題は、SHM-4のブラケットに金属プレートのもう片方のネジが通る穴が無い事。
とりあえず1本でも止まりますが、軽いガンマイクとはいえ、ある程度力がかかると
動いてしまいます。
工具がある場合は、金属プレートのネジ穴に合わせて、SHM-4のブラケットに
穴を開けるのが良いかと思いますが、面倒なのでもう片方はアロンアルファで
ブラケットと接着することにしました。
接着剤が乾いたら、後はアクティブシューの上に金属プレートのついたSHM-4の
ブラケットを定位置に乗せ(これもノッチがついてて向きが決まっています)
はずしておいたアクティブシューのネジをブラケットをはさんで留めれば完成。
最後にショックマウントホルダーを再度組み立てます。
スッキリ、アクティブシュー化できました。取り付け位置も高くも低くもなく大変満足です!